もくじ
そもそも【Go To】キャンペーンについての簡単な紹介。まずは「Go To キャンペーン」から。
連日ニュースで話題になっていいる「GO TO」キャンペーンですが、新型コロナウイルス感染症の影響により大打撃を受けた観光業や飲食業などの需要喚起、地域の活性化に向け計画されました。
新型コロナウイルス感染症の流行収束後の一定期間に限定して、官民一体型の消費喚起キャンペーン「GoToキャンペーン」を実施するのですが、まずはトラベルからスタートします。
実はそれ以外にも「Travel(トラベル)Eat(イート)・Event(イベント)・商店街」という4つのキャンペーンとなります。
※2020年7月18日に時点の調査情報になります。
Go To Travel キャンペーン
旅行業者等経由で、期間中の旅行商品を購入した消費者に対し、代金の1/2相当分のクーポン等(宿泊割引・クーポン等に加え、地域産品・飲食・施設などの利用クーポン等を含む)を付与(最大一人あたり2万円分/泊)。
Go To Eat キャンペーン
オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり1000円分)。
登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)を発行。
Go To Event キャンペーン
チケット会社経由で、期間中のイベント・エンターテイメントのチケットを購入した消費者に対し、割引・クーポン等を付与(2割相当分)。
GoTo商店街キャンペーン
商店街等によるキャンペーン期間中のイベント開催、プロモーション、観光商品開発等の実施。
参考:観光庁資料より抜粋
http://www.kanafro.jp/guidance/wp-content/uploads/2020/05/001339698.pdf
今は開催目前となったトラベルの話題が主ではありますが、県境をまたいだ移動の自粛が2020年6月19日より解除されたのをきっかけに準備が開始され「Go To トラベルキャンペーン」がいよいよ7月22日(水)から始まります。
ですがニュースの通り若者・重症化しやすい高齢者の団体旅行は支援対象から除外。東京都を目的とする旅行と東京都に在住する人の都外への旅行のキャンペーンからの除外などの諸条件が定められそうです。


画像引用:最終更新:7/18(土) 14:56 読売新聞オンラインより
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd7dfc3d933b03b6a7662e7445c78421334a9d23
以前行われた「ふっこう割」の様に、日本中を対象とした大きな予算規模で実施される予定でしたが、対象条件が変わるので最新の情報を得ながら予約やキャンセルなどをしましょう。
実はこのニュースが報道されてから、以下の記事でご紹介した「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「1デーパスポートチケット付宿泊プラン」」を予約したのですが、対象外になる可能性が高まってきました。
関連記事【東京ディズニーランド入園保証付き&朝食付きプラン】シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「1デーパスポートチケット付宿泊プラン」を楽天トラベルとYahoo!トラベルで比較
若者、重症化しやすい高齢者の団体旅行は支援対象から除外。新型コロナウイルスの感染リスクの高さから大人数の宴会を伴う旅行も対象外になる一方、修学旅行は教育的観点から推進する。ただ、現時点(7月17日16時時点)で年齢や人数など明確な線引きは示されていない。
また、昨日、東京都を目的とする旅行と東京都に在住する人の都外への旅行のキャンペーンからの除外されることになったが、補助を見込んで予約を済ませ、補助がないことを理由にキャンセルする場合のキャンセル料は国としては補填しない方針だ。
GoToトラベル事業に参加できる宿泊施設の条件については、「新型コロナウイルス対応ガイドライン」を徹底するほか、チェックイン時に検温・本人確認を100%実施、週末を含めて保健所に連絡し指導を仰ぐ体制を確立、食事の際に座席の間隔を空ける、ビュッフェ方式の食事では個別提供を行う、浴場や飲食施設での人数制限、時間制限を設けるといった3密対策などが示されている。
- 若者、重症化しやすい高齢者の団体旅行は支援対象から除外。
- 東京都を目的とする旅行と東京都に在住する人の都外への旅行のキャンペーンからの除外
よってこのキャンペーンに関して注意しなければならないことは、キャンセルをするタイミング。
予約した内容によってはキャンセル規定があり●●の日から100%キャンセル料がかかります。という内容がありますよね。

■キャンセルポリシーについて
ご宿泊日の2日前15:00以降のキャンセル、もしくは不泊におきましては、いかなる場合においても一泊目の宿泊代金対して100%のキャンセルチャージが発生します。
・事前決済の場合・・・ご登録いただきましたクレジットカードにて決済させていただきます。
・現地決済の場合・・・お客様のご登録情報よりご請求させていただきます。
上記にご同意のうえ、ご予約をお願いいたします。
この様にキャンセル日程が定められています。
対象外になる可能性が非常に高いのですが、もし対象外となり行かない可能性が高い場合には正式発表が出たタイミングで忘れずにキャンセルしましょう。
「Go To トラベル キャンペーン」旅行代金の補助・計算内容について簡単に解説。【観光庁】支援額 1兆1,248億円
表で計算・見やすいようにしてみました。
1名あたりの宿泊費に関する支払いでの内容です。
1名 宿泊日数 | 1泊 ※補助額は20,000が上限 | 2泊 ※補助額は40,000が上限 | ||||
【A】旅費(宿泊費)最初に払う額 | 30,000 | 40,000 | 50,000 | 60,000 | 80,000 | 100,000 |
【B】補助(割引)額 35%分 | -10,000 | -14,000 | -14,000 | -21,000 | -28,000 | -28,000 |
【C】地域共通クーポン15%分 | -5,000 | -6,000 | -6,000 | -9,000 | -12,000 | -12,000 |
【A-B】旅費支払額:65%分 | 20,000 | 26,000 | 36,000 | 39,000 | 52,000 | 72,000 |
【A-B-C】最終額:50%分に | 15,000 | 20,000 | 30,000 | 30,000 | 40,000 | 60,000 |
※現在分かっている情報かつ、適用される方に関する値引き額の計算です。
- 20,0000の50%がトータルの支援額となる=1万円が補助。
- その1万円の内訳として、70%割引に=7,000円の補助=35%還元(7000円÷20,000円)
- その残りの30%が旅先の地域で利用できる「地域共通クーポン」となり3,000円の補助=15%還元(3000円÷20,000円)
- もともとの価格の2万円から計算すると、支払い額としては「35%分」が値引きされます。
宿泊費用のベースを考えると、35%還元、支払額としては宿泊費の65%分が現金払い。という考えでよいと思います。
「1人、1泊、4万円までの利用」で最大還元になります。
※4万円以上の利用の場合は還元を受けれないので、それまでの金額内にした方がお得です。
7月15日時点版:Go To トラベル事業の概要

- 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援。
- 支援額の内、①7割は旅行代金の割引に、②3割は旅行先で使える地域共通クーポンとして付与。
- 一人一泊あたり2万円が上限(日帰り旅行については、1万円が上限)。
- ※連泊制限や利用回数の制限なし。

現地で使える地域共通クーポンとは
- 1枚1,000円単位で発行する商品券。お釣りなし。(1,000円未満は四捨五入)
- 支援額3割を地域共通クーポンとして利用者に配布。
- 事務局で一括発行し、旅行代理店や宿泊施設で配布。
- 地域の観光協会や観光地域づくり法人(DMO)・商工会等を通じて、地域の店舗の参加・登録を呼びかけ。
Go To トラベル事業の事務局が一括して発行し、旅行代理店や宿泊施設などで利用者に配布しますがまだ正確な情報は出ていないので今後の情報を参考にしましょう。
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000637.html
対象となる「Go To Travelキャンペーン」を利用できる旅行会社は?
私も良く使うサイトで、キャンペーンの特集ページもあるサイトを紹介します。
参考:国土交通省観光庁資料より
https://www.mlit.go.jp/kankocho/page01_000637.html
Go To EAT(イート)キャンペーン。ヤフーロコの「Go To キャンペーン」特集から紹介。【農林水産省】
「Go To Eat(イート)キャンペーン」で飲食業を支援する内容です。
- オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり1000円分)。
- 登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)を発行
こちらの画像はYahoo!に掲載されている画像ですが、来店1名につき1,000円相当分がお得になり、さらに5%還元される内容となります。

まだ詳細は発表されていませんが、Go To EATキャンペーンに関する情報は以下をご覧ください。

飲食店の方と話をすると、せっかくお米を炊いたにもかかわらず捨てる事になって切ないとおっしゃっていました。
3密に気を付けながらではありますが、このキャンペーンが開始されて少しでも回復されると良いですね。
Go To Event(イベント)キャンペーン。【経済産業省】 支援額 917億2,350万円
割引金額:チケット代金の2割分
- チケット代金の割引
- 会場等の物販で利用できるクーポンの付与
- 別のイベント等チケットの購入時に利用できるポイントの付与
いずれかを実施(未定)
という内容となっていますが、まだ未定のようですね。
参考:国土交通省HPより
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001339698.pdf
Go To 商店街 キャンペーンとは【中小企業庁】 支援額 40億円
商店街等によるイベント開催、プロモーション、観光商品開発等を実施する商店街に対して300万円(1,000件程度)を助成する。
複数の商店街で広域に実施する場合は500万円(200件程度)を上乗せ。
商店街イベント等の例
- 新型コロナウイルス感染症対策を講じた上での毎年恒例の商店街イベントの実施
- 商店街内のテイクアウト対応店舗のポータルサイト作成・運営
- 地域産品配布等によるピーク時間の分散化を図った商店街セールイベントの実施
- オンラインイベントの実施とその広報
- 商店街の定番メニューのデリバリーキャンペーン
- 従来の商圏外の消費者に対して商店街等の魅力を発信するプロモーションの開発
- 商店街等でのコト消費を促進する旅行商品(飲み歩き・食べ歩きツアー等)の開発とOTA(Online Travel Agent)等での販売
様々なGo To キャンペーンがありますが実施日時はまだ未定のものも多い事と決定内容も流動的になっているので最新の情報を入手しながら利用しましょう。
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