もくじ
- 1 Revolut(レボリュート)プリペイドカードを発行!Kyashからチャージし、Suicaへの利用が可能!
- 2 Suicaへのチャージが可能。ルートとして、ANAカードからのチャージで1%、Kyashで1%、JREポイントで1%、合計3%還元も!
- 3 会員は3ランク。無料の「スタンダード」と有料の「プレミアム・メタル」会員がありますが、まずは無料で実験を。
- 4 【利用方法】3種類のカードから使える。「リアルカード」「VIRTUALカード」「DISPOSABLE VIRTUAL」でSuicaチャージも可能
- 5 【無料会員】利用メリットと使い方を簡単に紹介。チャージ上限は「初回」年間18,000円までですが、徐々に増えます。
- 6 発行について。アプリから簡単に申し込みが出来ます。「マイナンバーカード」で本人確認が必要。
- 7 【セキュリティ機能】簡単にカード利用停止に出来ます。復活も即可能。普段使わない時は「停止」状態にしておくのも手。
- 8 日本の「Apple Pay」には非対応。アメリカやヨーロッパ・中東、オーストラリアの発行元ならば可能。
- 9 海外への送金も「30か国以上、27種類の通貨」を銀行間為替レート送金可能。
- 10 資産管理として「貯金箱」の機能も。
Revolut(レボリュート)プリペイドカードを発行!Kyashからチャージし、Suicaへの利用が可能!
私は「クレジットカード」や「プリペイドカード」が大好きで利用していますが、今回新たに「Revolut(レボリュート)」カードの情報をご紹介頂き、早速実験してみました。
この「Revolut(レボリュート)」カードは2018年に日本の金融庁から事業認可を取得しており、「クレジットカード」と「バーチャルカード」として利用ができます。
似たようなサービスとしてはいち早くご紹介した「6gram」に似ていますが、今回のRevolutはグローバルなフィンテック(FinTech)となり、海外への送金も可能でより高機能です。
無料版と有料版がありますが無料版でもクレジットカードの発行もできます。こちらで十分に使えるので無料版でまずはお試し下さい。
実際にクレジットカードを発行し利用してみましたので、そのレビューと使い方についてご紹介してみたいと思います。
Revolutの特徴一覧。不透明な手数料なく世界中に送金可能。支出管理機能も。
なんか良くわからないけど、何に使えるの?
海外送金とかも出来るし、クレジットカードやデビットカードからチャージをしてからも使える「クレジットカード」って感じだね。VISAカードとして「バーチャルカード」も使えるよ。
日本で使うだけなんだけど、具体的な利用の仕方とかメリットは何?
例えば「Kyash」からチャージしてポイントを貰いつつ「Revolut」からSuicaに使う事も出来るよ。合計で2%還元は狙えるかな。
それ採用。いいね!使ってみよう。
ちなみに「Visa LINE Payクレジットカード」からのチャージも実験&確認中だけど、たぶんダメっぽいので注意してね。
送金なども含めて全部解説すると非常に長くなりそうなので、メインとなる使い方をまずはご紹介してみたいと思います。
利用する為にはアプリのダウンロード・インストールが必要です。以下もしくは公式サイトからご利用ください。
アプリの利用方法は非常に分かりやすく使える様になっています。
アプリのダウンロードはこちら
Revolut
Revolut Ltd無料posted withアプリーチ
公式サイトはこちら
・「Visa LINE Payクレジットカード」からチャージの3%還元は確認中ですがポイント履歴に掲載されない為、恐らくNGと思われる。
・「Kyash」 → 「Revolut」はポイント還元確認済み。
・「Revolut」→ 「Suica」は対応。
・「6gram」 → 「Revolut」はNG。非対応。
それでは詳しく解説していきます!
Suicaへのチャージが可能。ルートとして、ANAカードからのチャージで1%、Kyashで1%、JREポイントで1%、合計3%還元も!
※ANAカードにこだわる必要はありません。JREポイントを含めるかは判断が分かれますが、最大イメージで記載しました。
実際の利用シーンとしての例ですが、例えばSuicaへのチャージがあげられます。
ANAカードの部分は人によって変わると思いますので、JALでも良いですし他の普段使われるクレジットカードにしましょう。
先日実験したところ、Suicaへのチャージは無事行えました。
【ここがポイント】還元率を高める為に登場するのが、Kyashカード。
念の為チャージ元として「Visa LINE Payクレジットカード」を実験してみましたが、ポイント付与対象外の可能性が高そうです。
よって手法として出来るのが「例えばANAマイル1%」と「Kyashポイント1%」の「2重取り」を狙う方法があります。
Kyashポイント還元対象外となるSuicaチャージを「Revolut」経由で突破!
基本的には以下の通り、Kyash経由でのモバイルSuicaアプリのチャージは還元対象外です。
Kyashポイント還元対象外となる取引
- 売上未確定のままのお取引
- 交通機関へのお支払い(定期券、乗車券、切符、回数券、特急券などの料金)
- 鉄道、バス、モノレール、ケーブルカーなど
- モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
- Apple Pay/Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
よって普段「Kyash」を利用されている方は、こちらを利用するとオトクです。
実験したところ私の場合にはKyashの還元率がリアルカードを発行していないため1%ではなく0.5%なのですが無事付与されました。
「Kyash Card Virtual」及び「Kyash Card Lite」の場合は0.5%の還元。
「Kyash Card」が1%の付与率になりますが、私の場合は以下の通り0.5%での実験となります。
※カードをお持ちの場合には1%の率になります。
上記の通り、本ルートでのSuicaチャージ開拓ルートが可能となりました。
- STEP11%ポイント還元ANAカードなどで、好きなクレジットカードでKyashチャージ
- STEP20.5~1%ポイント還元KyashからRevolut(レボリュート)へチャージ
- STEP3Suicaチャージ実施Revolut(レボリュート)から、Suicaへチャージ
- STEP4JREポイントSuicaを利用し、JREポイントもゲット
通常のVisa決済のKyashポイント還元率は、0.5% or 1.0%の還元率ですが、Suica等の利用にはポイント付与されません。
ですが、この「Revolut(レボリュート)」カードへのチャージを行った後に利用すれば対象となります。
会員は3ランク。無料の「スタンダード」と有料の「プレミアム・メタル」会員がありますが、まずは無料で実験を。
無料、月に980円、1800円と3つのプランがあります。
通過両替の部分と、海外ATMへの金額が変わってくるのと、サポートが充実する点。
フライト遅延によって空港ラウンジの利用もできるという利点もありますが、そこまで利用しない方は「スタンダード」で良いかと思います。
当面私も「スタンダード」で利用してみようと思いますので、ここをベースに解説してみたいと思います。
スタンダード | プレミアム会員 | メタル |
月0円 | 月980円 | 月1,800円 |
最安値の為替レートを利用 | 最安値の為替レートを利用 | 最安値の為替レートを利用 |
No fee exchange in 27 fiat currencies up to 750000 JPY per month | 毎月の限度額なしで27種類の不換通貨を両替 | 毎月の限度額なしで27種類の不換通貨を両替 |
海外のATMで月々 25000 JPY 相当まで無料引き出し | 海外のATMで月々 50000 JPY 相当まで無料引き出し | 海外のATMで月々 100000 JPY 相当まで無料引き出し |
無料Revolutカード(送料別) | カードのグローバルエクスプレス配送 | カードのグローバルエクスプレス配送 |
優先カスタマーサポート | 優先カスタマーサポート | |
限定デザインのプレミアムカード | 特別なデザインのRevolutメタルカード | |
ワンタイムバーチャルカード | ワンタイムバーチャルカード | |
LoungeKeyパスへのアクセス | LoungeKeyパスへのアクセス | |
お客様のフライトが1時間以上遅延した場合、お客様とそのご友人1名様に無料空港ラウンジパスをお渡ししています | お客様のフライトが1時間以上遅延した場合、お客様とそのご友人3名様まで無料で空港ラウンジをご利用いただけるパスを発行します |
【利用方法】3種類のカードから使える。「リアルカード」「VIRTUALカード」「DISPOSABLE VIRTUAL」でSuicaチャージも可能
リアルカード。実際に届くリアルカードです。
9月10日申し込み →9月18日に到着しました。
グラデーションのカラーを選択してみました。
到着したケースのギミックが面白い。左右に開いてクレジットカードが登場。
グラデーションが非常に綺麗ですね!
中身は普通のクレジットカードと同一です。
表面には「コンタクトレス決済(VISA タッチ決済)」のマークがあり、裏面にはセキュリティコードが記載されています。
店頭で実際に利用する際に提示して利用しましょう。
チャージされた残高から利用する事が出来ます。
VIRTUAL(バーチャル)カード。継続利用が可能。Suicaへのチャージも実験済み。
こちらはネットショッピング等で利用しましょう。
このカードの場合には、停止しない限り継続して利用が可能です。
バーチャルカードなので、カードを紛失する事はありませんし、もし万が一何かあっても後程ご紹介する形で停止も簡単に利用できます。
このカードでSuicaへのチャージも行えたので、このカードを使うのが便利そうです。
【使い捨てカード】DISPOSABLE VIRTUALカード(ディスポーザブル バーチャルカード)
こちらは1回限りの、使い捨てカードです。
1度利用すると使えなくなる、本当に使い捨てのクレジットカードとなります。
使った時点でもう使えなくなるので、継続利用する可能性があるカードには不向きです。
同じカード番号で二回目の利用をしようとすると、処理エラーが出てしまい使えませんでした。
以下の様にメリット・デメリットがあるカードなので使い方によって使い分けましょう。
- 使い捨てのクレジットカードなので、少し怪しいサイトでやむを得なく決済する際の利用に向く。
- 継続課金をしたくないけど、使いたいサイトでの利用時に使う。
- 1度利用すると自動的に使えなくなるので、セキュリティ対策としてはばっちり。
毎回クレジットカード番号が変わる為Suicaの様に、後日チャージするような場合には向かない。
クレジットカードの登録時に「1円の利用確認」を行うをケースがありますが、それだけでもう使えなくなります。
【無料会員】利用メリットと使い方を簡単に紹介。チャージ上限は「初回」年間18,000円までですが、徐々に増えます。
チャージ額の上限はありますか。
新しく追加されたカードの場合、24時間の間に一定額のみ追加できるという一時的な限度額が設けられています。お客様によっては、開始時の1日あたりの限度額が低く設定されていることもありますが、1日あたりのチャージ限度額は徐々に増えるもので、手動での変更はできません。ご希望の金額を追加できるかお試しください。1日あたりの限度額を超えて入金をご希望の場合は、お客様の国でご利用可能な方法で資金を追加してください。
それ以外には、限度額は特にありません。規制に準拠するために、場合によっては、お客様に資金源の検証をお願いすることがあります。
お客様のRevolutアカウントへの多額の入金が予想される場合は、ご連絡ください。
発行について。アプリから簡単に申し込みが出来ます。「マイナンバーカード」で本人確認が必要。
手順を全部説明しようとすると非常に長くなる為、手順の流れを一部ご紹介してみます。
アプリをインストール後、以下の手順によって進めてください。利用には本人確認が必要です。
- STEP1アプリをインストール
- STEP2SMS認証にてアカウントを作成する
- STEP3住所・生年月日等、職業、利用目的を入れる
- STEP4本人確認をする
- STEP5チャージをし、Revolut(レボリュート)カードを発行する
オンラインで銀行口座や証券会社の発行をするのと同様に、アカウントの制作に対してはしっかりとした確認が必要です。
利用の為には「マイナンバーカード」をベースに本人確認を行い、AppleのFace iDの様に顔の登録も必要です。
上記の流れで登録を行い、本人承認が得られるまで数日時間がかかりました。
この流れで行う事で利用ができるようになります。
実際のリアルカードが届くまでは、バーチャルカードの方でSuicaチャージの利用ができました。
【セキュリティ機能】簡単にカード利用停止に出来ます。復活も即可能。普段使わない時は「停止」状態にしておくのも手。
発行したリアルカードだけではなく、バーチャルカードに対しても即時にセキュリティ対応が可能です。
アプリを起動し、各々のカードの箇所にある「カードを利用停止にする」を押せば使えなくなり、また簡単に復活も出来ました。
以下にその手順をご紹介してみたいと思います。
カードの利用停止方法。「カードを利用停止にする」をタップ。
利用再開の方法。「カードの凍結を解除」すればブロックが解除されます。
たったのこれだけ。ブロック解除され、色がグレーから青に。使えるようになります。
非常に簡単にブロックの解除が出来ました。
アプリ上で簡単にセキュリティ対策が出来るのは非常に便利ですね。
6gramについても同様にアプリ上で「カードの利用」を簡単に「ON/OFF」設定が出来ます。
万が一の不正利用が心配な場合を考慮し、チャージしたものの使わない時が多い方は「利用の時だけON」にするという形も良いと思います。
日本の「Apple Pay」には非対応。アメリカやヨーロッパ・中東、オーストラリアの発行元ならば可能。
カード発行後・到着後、良く使う「Apple Pay」に早速登録をしてみたところ利用できませんでした。
※2020年9月現在
調べてみたところ、現状の日本においては対応できる「銀行とカード発行元」のリストには「Revolut(レボリュート)」は残念ながら記載が無く、利用できなさそうです。
Apple Pay に対応しているアジア太平洋地域の銀行とカード発行元
Apple Pay は、主要な銀行やカード発行元から発行されている多くのクレジットカードやプリペイドカードに対応しています。対応しているカードを Apple Pay に追加すれば、これまでと同じようにカードのポイントをためたり特典や補償を受けたりできます。
Apple では、Apple Pay 対応の輪を広げるべく、さらに多くの銀行やカード発行元と日々協議中です。ご利用の銀行やカード発行元が下記のリストにない場合は、後日またあらためてこの記事の情報をご確認ください。
なお、Apple Pay に対応している銀行やカード発行元から発行されているカードの中にも、Apple Pay に対応していないものが一部あります。詳しくは、ご利用の銀行やカード発行元にお問い合わせください。
他国を見てみると、アメリカやヨーロッパ・中東、オーストラリアの発行元ならばリストの中に表示がありましたので、利用できるようです。
以下の画像はギリシャの例ですが、対応のリストに記載がありました。
日本の対応が待ち遠しいですね。
現状待つしかないのですが、もし日本対応が可能になった場合にはまた別途お知らせしたいと思います。情報をお持ちの方はぜひお教え下さい。
海外への送金も「30か国以上、27種類の通貨」を銀行間為替レート送金可能。
送金機能を使う方によっては、bitcoin等を利用するケースもあるかもしれませんがこの「Revolut(レボリュート)」を使ってみるのも悪くないかもしれません。
ヨーロッパ、米国、シンガポール、日本、オーストラリアに無料で即時送金できます。
また、主要通貨の両替はいつでも銀行間為替レートで取引できるのが特徴。
実験しようと思い現在クレジットカードからチャージした為か、JPYの残高としては利用ができませんでした。
クレジットカードからの入金ではないか形での入金で、後日実験してみたいと思います。
平日(ロンドン時間の月曜~金曜)に両替をする場合、すべての通貨で手数料なしの銀行間為替レートが適用されます。ただし、タイバーツ、ウクライナフリヴニャは除外され、常に1%の手数料がかかるほか、すべての通貨で1か月ごとに750000 JPYを超えた額に0.5%の手数料がかかります(8月12日以降は、この制限は変更されます。詳細については、フリーページをご参照ください)。
https://www.revolut.com/ja-JP/send-money-abroad
資産管理として「貯金箱」の機能も。
金利が貯まる内容ではありませんが、チャージした残高から「貯金箱」を作り移動する事が出来ます。
毎月●日に引き落としがされ、目標額になるまで自動的に引き落とされる機能です。
貯金箱機能。旅行等の目的額が貯まるまで自動的に入金される。
例えば上記例では1万円の資金を1年後に貯めたい。というケースとしました。
毎月23日等、設定した日に残高から自動的に引き落とされます。
この貯めた残高は「引き出し」もしくは「Vaultを閉じる」をすれば即金庫が閉じられ、残高がメインに戻ってきますので資金がロックされる訳ではありません。
ある意味、意志の強さが試される設定ですね笑
この様な使い方もありましたので、興味ある方はお試しください。
RevolutのチャージにVISA LINE pay クレジットカードを用いたとき3%ポイント付与されますよ(このコメントの時点では。)