【世界一周旅行 準備編】海外旅行傷害保険 クレカ保険で大丈夫か調査|利用付帯を140円で適用する裏技も

世界一周旅行 海外旅行保険の裏技 クレカ付帯 or 任意加入?
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海外旅行傷害保険について。クレジットカードの付帯保険でカバーするか、任意加入に追加で入るべきか?

 

海外旅行で欠かせない「海外旅行傷害保険」に関する情報や最安値で適用させる裏技をご紹介します。

本記事では海外旅行で大切な「保険」をどう考えるか。私はどう判断して渡航し、実際に保険を利用した点をご紹介します。

※2023年時点での調査となる為、詳細は各保険会社・カード会社にご確認ください。

 

ハヤト

クレジットカードの付帯保険で手厚く全て賄いたい場合にはプラチナ以上のカードを複数枚持っている方が望ましいです。

ゴールドカードでは補償の項目が足りない場合(遅延・欠航補償など)があります。

さらに複数枚持っていると補償金額を合算する事も可能。というテクニックも使えます。

 

クレジットカード付帯保険のみで問題無いと判断したポイント
  • 持っているクレジットカードの付帯保険内容を精査すると有料のものと変わらなかった
  • プラチナ・ブラック等を保有していると同等以上と非常に手厚い内容で十分だった
  • 保有クレジットカード枚数が多い場合、合算すると有料より補償金額が手厚くなる項目もある
  • 特に使うと思われる携行品損害」と「航空機遅延費用等補償特約」が含まれていた
  • クレジットカードの引受会社が「東京海上日動火災保険」であり、有料と変わらなかった
  • クレカの付帯保険では開始された旅行から3ヵ月を限度に補償と長い期間対応できた

 

最初安心を求めるなら任意加入の方が良いかなと悩みましたが、全カードを調査したところ62日間という長期旅行期間もクレジットカードの付帯保険のみでカバーできる事が判明しました。

また、結果的にトラブルも発生し保険も利用しましたがきちんと保険金額を頂く事ができましたので、判断として間違って無かったです。

 

【結論】クレジットカードの付帯保険が手厚ければそれでOK。不安な場合は有料で加入をオススメ

 

クレジットカードで付帯される保険はクレカのランクにより補償額は変わります。

さらにカードによっては自動付帯(持っているだけでOK)の場合もあれば、利用付帯(カードを利用する事)が適用条件となるケースもあります。

これらをきちんと整理り理解した上で判断する事が必要ですが、結論から言えばクレカの付帯保険が充分手厚く、有料で加入するものと比較しても同等でしたら有料で加入は必要無いと私は考えます。

その結果、今回の世界一周旅行中でクレジットカードの付帯保険でカバーをし「携行品損害」と「欠航搭乗不能費用」のご対応も頂けました。

当初有料じゃないと保険が降りないのではないか。という不安もありましたが、実体験として問題無いという結果となりました。

 

クレジットカード「海外旅行傷害保険」の引受保険会社について

 

クレジットカードに付帯する保険は提携する「引受保険会社」に委託しており、カード会社によって異なります。

 

三井住友海上火災保険
楽天損害保険株式会社

 

有名どころのカードで言えば上記の様に分かれています。

どの引受会社もきちんとご対応頂けると思いますが、私が実際に利用し保険適用頂けたのは「東京海上日動火災保険」さんでした。

得に便利だったのが03や0120への電話ではなく、LINE通話での対応をいただけた事です。

ネット環境さえあればLINE通話で話せるのは非常に便利でした。

 

クレジットカードのランクによる補償額と内容の違い

 

クレジットカードには「ブラックカード・プラチナカード・ゴールドカード」など様々なランクがあります。

クレカの券種・ランクによって補償額も変わってきます。

参考までにエポスカードの情報をまとめてみました。

エポスカード プラチナ Visa付のエポスカード エポスゴールドカード
傷害死亡・後遺障害 1億円 最高3,000万円 最高5,000万円
傷害治療費用 300万円 200万円 300万円
疾病治療費用 300万円 270万円 300万円
個人賠償責任危険 1億円 3000万円 5000万円
救援者費用等 00万円 100万円 100万円
携行品損害 100万円 20万円 50万円
航空機遅延費用等補償特約 2万円 無し 無し
航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約 10万円 無し 無し

 

プラチナの場合には「航空機遅延費用等補償特約」も含まれるのに対し、ゴールドカードでは補償されません。

金額だけではなく、補償内容の有無もこの様に変わりますのでその点にご注意ください。

 

また、お持ちのカードで補償内容が不足する場合には補償を手厚くする手段として「トッピング」等の追加料金で増額する事もカード会社・引受会社によっては可能です。

例)ダイナースカード:海外旅行保険 プラス(有料)

https://www.diners.co.jp/ja/insurance/insurance_plus.html

 

もしくはクレジットカードを複数枚持っている場合には補償額を合算し増やす事も可能です。こちらは得にお手軽でオススメです

例)エポスゴールドカードとdカードゴールドカードを双方持っていれば合算が可能

 

上記でご紹介したように様々なカードがありますが、もし選ぶとすれば「ダイナースクラブカード」「JAL CLUB-Aゴールドカード」「dカード」あたりが良いと思います。

 

複数のクレジットカード付帯の海外旅行保険”を組み合わせる方法

 

複数のクレジットカード付帯の海外旅行保険を組み合わせた場合、以下のような合算方法が適用可能です。

傷害死亡・後遺障害補償 最大300万
  • カードA:300万円
  • カードB:200万円
  • カードC:100万円
  • 傷害死亡・後遺障害:最大300万円
その他の補償 600万にUP
  • カードA:300万円
  • カードB:200万円
  • カードC:100万円
  • 最大600万円にUP

 

https://www.hs-sonpo.co.jp/travel/useful/creditcard-travelers-combination.php

 

クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償項目について

 

補償項目 内容
治療費用 旅行中のケガや病気が原因で治療を受けた場合に、治療にかかった費用が支払われます。

※クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合は、治療費用がケガ(傷害治療費用)と病気(疾病治療費用)で支払われる保険金の限度額が異なることもあります。

救援者費用 旅行中のケガや病気が原因で旅行先の病院に入院し、親族が現地の病院まで駆け付けた場合に下記費用が支払われます。
・現地までの往復運賃
・ホテル等の宿泊費 など
傷害後遺障害 旅行中のケガが原因で後遺障害が生じた場合に、障害の程度に応じて保険金が支払われます。
傷害死亡 旅行中のケガが原因で亡くなった場合に支払われます。
疾病死亡 旅行中に病気で亡くなったり、旅行中に発病した病気が原因で亡くなった場合に支払われます。

※クレジットカード付帯の海外旅行保険の場合は、対象外となる場合があります。

携行品損害 旅行中に、携行品(衣類やパスポートなど旅行に持って行ったもの)が壊れてしまったり、盗難被害にあった場合に、修理費用などが支払われます。
航空機寄託手荷物遅延 搭乗時に航空会社に預けた手荷物が、航空機が目的地に到着後、一定時間を経過しても目的地に届かなかった場合、衣服や生活必需品等の購入費が支払われます。
賠償責任 旅行中に誤ってホテルの備品やレンタル品などを破損してしまった場合の損害賠償金が支払われます。
海外航空便遅延費用保険 乗継遅延費用
出航遅延・欠航搭乗不能費用
受託手荷物遅延費用
外貨盗難保険 免責あり

 

これらの中で特に重要なのが「治療費用」「携行品損害」「航空機寄託手荷物遅延」「海外航空便遅延費用保険」であり、使う可能性が高い項目です。

ダイナースクラブプレミアムカードでは以下の様に金額が大きく、対象範囲も広い為十分満足いく内容でした。

 

保険サービス利用の手引き ダイナースクラブプレミアムカード

https://www.diners.co.jp/content/dam/diners/pdf/premium/member/card/insurance.pdf

 

この様に必要と思われる項目を確認した上で、きちんと付帯されているならば追加で「任意加入の海外旅行保険」は不要と考えました。

 

【利用付帯に注意】渡航時にクレジットカードを適切に利用しなければ対象外に

 

クレジットカードによっては保険適用にする為の条件が実はあります。

自動付帯の場合にはクレジットカードを持っているだけで保険が適用になるので特に意識する必要はありません。

ですが利用付帯の場合には注意が必要です。

というのも利用条件を満たさなければ対象外もしくは減額の対象になってしまうからです。

そこで利用条件を満たす方法としての最安値の方法をご紹介したツイートがこちらですが、もう少し解説してみます。

 

 

利用付帯の条件とは何? セゾンカードの場合を紹介。一番楽なのが電車(JRなど)の乗車券料金を支払う事

 

※適用条件はカード会社により変わる事、規約は変更する場合がある為ご利用前にご自身でご確認ください。

 

https://hoken.saisoncard.co.jp/incidental/overseas-use.html

 

事前に特定の料金をカードでお支払いいただいた場合に保険が適用されます。
以下のカードをお持ちのお客様は「海外旅行傷害保険<自動付帯>」のページをご確認ください。

日本出国前

補償対象となる本会員が、この旅行で自身が乗客として利用する航空機などの「公共交通乗用具」の料金や、参加する「募集型企画旅行」の料金を対象のカードでお支払いになった場合に、それ以降の旅行期間で保険が適用されます。

旅行期間とは <セゾンカードの場合>

海外旅行を目的に日本国内のご住居を出発されたときからご住居にお戻りになるまでの間で、かつ、日本を出国する前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時(24時)までの間を「旅行期間」とし、日本を出国した日から90日後の午後12時(24時)までを限度とします。
※Likeme by saison card、Mileage Plusマイルアップメンバーズの補償は、日本を出国した日から30日後の午後12時(24時)までを限度とします。

旅行期間とは <UCカードの場合>

海外旅行を目的に日本国内のご住居を出発されたときからご住居にお戻りになるまでの間で、かつ、日本を出国する前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時(24時)までの間を「旅行期間」とし、日本を出国した日から3ヶ月後の午後12時(24時)までを限度とします。

日本出国後

日本国内で前述のカード決済がなくても、日本出国後、補償対象となる本会員が、この旅行で自身が乗客として利用する航空機などの「公共交通乗用具」(それに準ずる海外の公共交通機関を含む)の料金を対象のカードでお支払いになった場合に、その料金を初めて決済した時から上記旅行期間終了までの間保険が適用されます。
※マイルご利用で航空券を購入した場合は対象外です。

 

上記の条件を満たす必要があります。日本出国後でも適用は可能ですが、もし旅行に行く最初の便で事故にあった場合には対象外になるので出国前にやるべきと思います。

 

この保険における公共交通乗用具とは、航空法、鉄道事業法、海上運送法、道路運送法等に基づき、それぞれの事業を行う機関によって運行される航空機、電車、船舶、バス、タクシー等をいいます。
※タクシーは、2022年10月1日以降出発の海外旅行より保険適用対象となります。

 

この条件に記載されている通り電車も対象です。

またタクシーでも大丈夫ですので最悪の場合タクシーに1メーター乗りクレジットカードで支払うのも良いですね。

 

公共交通乗用具とは何? JRの切符をクレジットカードで買いましょう

 

こちらの自動券売機で購入が可能です。

「乗車券」というボタンを探し押してください。

 

 

乗車券を選び、目的地までの切符を選びます。

 

目的地までのJRの乗車券を買います。最安値では140円です。

 

対象
  • 航空券
  • 燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)
  • 新幹線 運賃
  • リムジンバスチケット
  • タクシー(2022年10月1日~)
  • など
対象外
  • レンタカー
  • 電子マネーチャージ代
  • プリペイドカード、回数券、定期券購入費
  • 空港使用料
  • 航空券発券手数料、超過手荷物料金
  • など

 

対象が記載されていますが、最も簡単に適用させ最安値を狙うには「JRの乗車券」をクレジットカードで「140円分」買う事です。

東日本だとJRで乗車券をクレジットカードで買う事が良いです。

「みどりの券売機・みどりの券売機プラス」もしくは「みどりの窓口」で購入可能です。

関西、セントレアの様にJRがないところはミューチケット(特急券)でも可能との事です。

またタクシーの利用でも適用になりますので、利用前に使いやすい物を利用してみてください。

 

クレジットカード付帯保険で足りない、不安な方は有償で加入を「東京海上日動」の「MARINE PASSPORT」など

 

クレジットカードの中でもゴールドカードだけでは補償金額が足りないケースがあります。

プラチナカード以上であれば補償内容・金額が手厚くなる(航空機遅延費用が出る)等があるので特に有償で入る必要は無いかなと思います。

ゴールドカードのみお持ちの方で、補償内容に不安がある方は有償で申し込みしましょう。

 

東京海上日動

 

私が色々と調査した結果、オススメできるのがこちらの「東京海上日動」の「MARINE PASSPORT」です。

https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/travel/kaigai/marinepassport/

掛け金が少ないながらも補償内容は充実しているのでこれが良いかと思いますが、オンライン上では31日間の旅行のみ対象です。

それ以上のプランを希望する場合にはオーダーメイドで代理店に相談すればプランを作っていただけます。

もちろん他にも様々な海外旅行保険はありますがご参考までにご覧ください。

 

世界一周旅行 準備編まとめ記事はこちらに

 

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世界一周旅行に限らず海外旅行に行かれる方に参考になると思います。ぜひ活用ください。

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